SABINETEKのSmartMike+をオススメしたい!
こんにちは、けんです。
ここのところYoutubeへの動画投稿がメインとなっており、ブログの更新が滞ってます。
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さて、今やYoutubeだけでなく簡単に自分で撮った動画を全世界に公開できる時代ですが、音声の収録で困っていませんか?
私もYoutube撮影用にいくつかマイクを試したのですが、その中でオススメできるマイクと出会いました。
SABINETEKのSmartMike+
それがSABINETEKのSmartMike+です。
SabineTek SmartMike+ ワイヤレスマイク Bluetoothマイク ビデオカメラ用外付けマイク ノイズキャンセリン...
こちらは単三電池1本分くらいの大きさのBluetooth接続型ワイヤレスマイクです。
Amazonなどで探してみると分かりますが、ワイヤレスマイクって意外と数が少ないんです。
ワイヤレスイヤホンはそれこそ山のようにありますが、ワイヤレスマイクはそこまで需要が無いんですかね?
スマホのカメラがどんどん高画質化してるので、高音質に録音できるワイヤレスマイクも欲してる人は多いと思うのですが・・・
Bluetooth接続の高音質なマイクは存在しない?
Bluetooth接続のワイヤレスマイクが少ない理由にはBluetoothの規格(プロファイル)の問題が大きいと思われます。
Bluetoothはイヤホン、マウス/キーボード、シリアルポート通信など様々な機能を無線接続して使えるようになっていますが、それぞれに使われるプロファイルが異なります。
イヤホンであればAdvanced Audio Distribution Profile (A2DP)、マウス/キーボードであればHuman Interface Device Profile (HID)、シリアルポート通信であればSerial Port Profile (SPP)といった具合です。
その中にワイヤレスマイクに関するプロファイルであるHands-Free Profile (HFP)というものもあります。
皆さんはハンズフリーというとどういったものを思い浮かべるでしょう?
車の運転中に携帯電話やスマートフォンを持たずに通話できる、あのハンズフリーをイメージする人が多いのではないでしょうか。
Hands-Free Profile (HFP)はまさにそのためのプロファイルなのですが、あれって電話の音声のやり取りに使うものですよね。
そうなんです。
マイク用のBluetoothプロファイルは音声通話用のHands-Free Profile (HFP)しか無いので、Bluetooth接続の高音質用マイクというものは無いのです。
高音質なワイヤレスマイクで有名なのはRODEのWireless GOでしょう。
RODE Microphones ロードマイクロフォンズ Wireless GO II ワイヤレスマイクシステム WIGOII
こちらは送信機と受信機がセットになって売られています。
ワイヤレスで高音質に音声を伝送するためには独自の通信技術を使わなければいけないので、どうしても送信機と受信機が必要になってしまうのです。
専用アプリとの組み合わせは必須
SABINETEKのSmartMike+もBluetooth接続だから音が悪いのか?というと、ある工夫によりそちらの問題を解決しています。
メーカーサイトには”SabineTekオリジナルSWISSデータ伝送技術”により高音質を実現していると書かれています。
要はスマートフォンとの接続はBluetoothだけど音声はHands-Free Profile (HFP)を使わずに別のプロファイルを使ってスマホに伝送(独自のSWISS技術)し、スマホアプリ側でデコードすることで高音質なワイヤレス音声伝送を実現しているようです。
裏を返せば、専用アプリじゃないと高音質な音声伝送はできません。
スマホの標準カメラアプリやPCとBluetooth接続して使用する場合はHands-Free Profile (HFP)になってしまうので音は悪くなります。
Amazonのレビューで低評価を付けている人はこの点が理解できていないものが多いです。
SmartMike+専用アプリではビデオ撮影に加えてカラーフィルター、ビューティーモードなど自撮りに向いた機能も付いていますが、中でも個人的に推したいのがノイズリダクション機能です。
ぜひこちらの動画でその効果を確認してほしいです。
3Dプリンターは印刷中に結構な音が出ますが、SmartMike+のノイズリダクション機能によりほとんど気にならないレベルまでノイズを抑えることができています。
ノイズリダクションは動画編集ソフト側で掛けることもできますが、ホワイトノイズなどは除去できるものの、近くを走る車の音や踏切の音などは除去しきれないことが多いです。
私の家は近くに幹線道路があったり踏切の音が聞こえたりするので、そのたびに撮影を中断していたのですが、SmartMike+はノイズリダクションが強力かつ収録時点でノイズ除去ができるので、周りが多少うるさい状況でもそのまま撮影できるという点に非常に助けられています。
ここ最近の撮影ではミラーレス一丸で映像と音声を録り、SmartMike+で音声のみ収録して、動画編集ソフト側で音声波形を元に同期を取ってSmartMike+で収録した音声を動画に反映する形にしています。
少し手間は掛かりますが、それでもSmartMike+のノイズリダクションの恩恵にあずかりたいくらいに優秀です。
元々スマートフォンで映像を撮っている方の場合はこのような手間もかからず、SmartMike+の機能を存分に使えるので非常にオススメです。
まとめ
ということで、高音質に音声収録ができるBluetooth接続のワイヤレスカメラであるSmartMike+の紹介でした。
私がなぜこれだけSmartMike+を推しているかというと、売れて欲しいからなのはもちろんですが、このマイクは前述のとおり専用アプリと組み合わせないと真価が発揮できないわけです。
つまりSmartMike+が売れないとアプリ開発も途絶えてしまい、今後のアップデートが無くなるだけでなく、OSのバージョンアップなどでアプリ自体が使えなくなるというリスクがあるわけです。
正直現在のSmartMike+のアプリはファイルの保存に関して使い勝手が悪い部分があります。
そういった部分もSmartMike+が売れると改善されていくはずなので、仲間を増やしたいというのが正直な理由です。
(SABINETEKからは商品も金銭も提供されていません。してくれてもいいんだよw)
SmartMike+はYoutubeでも紹介しているので、ぜひそちらの動画も見てみてください!
SabineTek SmartMike+ ワイヤレスマイク Bluetoothマイク ビデオカメラ用外付けマイク ノイズキャンセリン...
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熱しやすく冷めやすく、さらに完全に形から入るタイプ。
電気回路を勉強中のへっぽこ会社員。
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