レトロフリークが壊れたのでリカバリーした話

こんにちは、けんです。

2020-2021の冬休みはコロナの影響で実家にも帰らず、妻と二人自宅で過ごしています。
ここ数年の年末年始はレトロゲームのRPGをプレイすることが多いのですが、今年はスーパーファミコンのFinal Fantasy Vをやることにしました。
(主に妻がプレイし、私は見る係)

自宅にはスーファミ本体もあるのですが、HDMI出力ができるのでレトロフリークでプレイしていました。
そして20時間ほど進めていき、年明けに続きをプレイしようとレトロフリークの電源を入れると、何だか様子がおかしいのです。

症状

症状としてはレトロフリーク起動時のロゴ画面(下図)から先に進まないというものです。
普段なら数秒で先に進むのですが、5分ほど待っても画面が変わりませんでした。

レトロフリークは2017年に購入したもので元々ver1.1だったものをスーファミ用コントローラーアダプターを使うために、ver1.1→ver1.5→ver2.7とバージョンアップしたものです。


バージョンアップは公式サイトに書かれているやり方で問題なく行えて、その後数日掛けて20時間ほどFFVをプレイしました。

そしてレトロフリークの電源を落とし、翌日の1/2に再開しようとしたところ、今回の症状となりました。

修理方法の調査

こうなってしまった場合の修理方法が無いか調査をしてみると、「一般人には直せない」とか「メーカーからSDカードを送ってもらい、ファクトリーリセットが必要」などの情報が出てきたので、とりあえずメーカーであるサイバーガジェットのWEBサイトから問い合わせは行いましたが、年始は1/5まで休みとのこと。

しかし冬休み中には解決したかったので別の方法を調べてみると、自力でファクトリーリセット(初期化)を行う方法が出てきました。

ファクトリーリセットの方法

結論としては以下の方法によりレトロフリーク本体のデータがすべて残った状態で復旧に成功しました!

ただし以下の方法は自己責任で行ってください。
何かあってもメーカー保証は受けられないでしょうし、私もレトロフリークが壊れたりデータがすべて消えてしまっても保証はできません。

ファクトリーリセットにあたって必要になるのはmicroSDカードのみです。
(無い場合はカードリーダーも必要)
容量は256MBもあれば大丈夫ですが、私は手元にあった8GBのものを使用しました。


そしてRetron5というレトロフリークとは別の互換機のリカバリ用イメージファイルをダウンロードします。
http://www.retron5.in/downloads/boot-recovery-SD-fullreset-v0.2.2.zip

ダウンロードしたboot-recovery-SD-fullreset-v0.2.2.zipファイルを解凍するとboot-recovery-SD-fullreset-v0.2.2.imgというファイルが出てくるので、このファイルをWin32DiskImagerやbalena Etcherといったソフトを使用して、microSDカードに書き込みます。

イメージの書き込みが終わったらエクスプローラーでmicroSDカードを開き、update.imgというファイルをretrofreak-system-update.imgという名前に変更します。

リカバリする事でデータはどうなる?

そしていよいよリカバリの実行となるのですが、その前に気になるのがリカバリによりレトロフリーク内のデータがどうなってしまうかという点。

レトロフリークのデフォルト設定ではゲームのセーブデータ/クイックセーブデータは本体に保存されるようになっています。
今回の場合はFFVのフィールド画面で行える通常のセーブデータも本体に保存されています。
ゲームカートリッジを接続した状態であっても、カートリッジ内のセーブデータは更新されず、レトロフリーク内にセーブデータが保存される仕様となっています。

と言うことは、リカバリにより本体データが消えてしまうとなると、これまで20時間以上プレイしてきたFFVのセーブデータも消失することとなります。
ネットで調べた限りではリカバリ時にセーブデータがどうなるかまで言及している記事が見つからなかったため、非常に悩みました。

20時間と言うのは簡単に取り戻せる時間ではありませんし、妻が時間を掛けてレベル上げやアビリティポイント稼ぎをしているのを見ていたので、簡単に実行する訳にはいきません。
調べて調べて調べ倒しましたが、結局のところどうなるかは分からず・・・

この後の作業でFactory Resetを行うので、工場出荷状態に戻る=本体データはすべて消えるという想定の下、妻の同意を取って泣く泣く以下の作業を行うことを決断しました。

ファクトリーリセットの方法の続き

イメージの書き込みが完了したらPCからmicroSDカードを抜き取り、レトロフリークに差し込んで、レトロフリークの電源を入れます。
白画面→黒画面→白画面となったのちに、レトロフリークがリカバリモードで起動します。

※以降のfactory resetによりレトロフリーク本体に保存されたデータ(セーブデータやクイックセーブなど)がすべて消える可能性があります。

レトロフリークに接続したコントローラーを操作し、上から3番目の”Wipe data/factory reset”にカーソルを合わせてAボタンを押します。
そして上から8番目の”Yes — delete all user data”にカーソルを合わせてAボタンを押します。

すると”システムアップデートを実行中です。本体の電源を切らないでください。”と表示され、左下には黄色字で”Wiping data …”などが表示され、”Data wipe complete.”と表示されると、左上に先ほどのリカバリモードのメニューが再度表示されます。

ここでレトロフリークからmicroSDカードを抜きます。
そして一番上のメニューである”Reboot system now”を選択してAボタンを押すと、レトロフリークが再起動します。

これでレトロフリークが無事に起動するようになりました。
この後、言語選択、使用許諾、スクリーンサイズ設定と進んでいくと、レトロフリークのホーム画面が表示されました。

しかし本体容量が2.9/3.1GBと言う表示になっており、何らかのデータがあるように見えます・・・
これはまさか!!
と思い、本体内のデータを確認してみると・・・

マジか!!!
ゲームを起動してみると・・・ちゃんと最後の時点のセーブデータが残ってる!!!
と言うことで、本体のセーブデータが残った状態で、レトロフリークを復旧することが出来ました!!
20時間が無駄にならずにホント良かった・・・

ちなみにリカバリ前のバージョンは2.7でしたが、リカバリ後のバージョンは1.5となっていました。

まとめ

レトロフリークをファクトリーリセットして復旧した話でした。

セーブデータを諦めてファクトリーリセットをした悲しい気持ちから、再起動後にセーブデータを発見したときの歓喜と言ったら何とも言えません。
夫婦の絆もさらに高まりました!

結局のところ、今回の症状に至る原因は不明なので再発する可能性はありますが、そうなった時のためにもセーブデータもmicroSDカードに保存するように設定を変えておきましょう。

レトロフリークのSYSTEMからデータの保存先をmicroSDに変更します。

さらにmicroSDカードが壊れた時のためにも、microSDカード自体のバックアップも定期的にPCに残しておくと良さそうですね!

今回は無事にセーブデータも復旧できましたが、皆さんの環境でも同じように復旧できるかは残念ながら分かりません。
しかし最後の望みをかけて試してみるのはありだと思います。

追記:
サイバーガジェットは今回の症状の場合、リカバリ用のmicroSDカードを貸与してくれないそうです。
リカバリ用のmicroSDカードはあくまでもアップデート失敗時のみの処置で、今回の症状(普通にプレイできていたものが動かなくなる)の場合は本体をサイバーガジェットに送って修理してもらうしかないとのことです。
修理によってセーブデータが消えたり、場合によっては本体交換となるのでmicroSDにインストールしていたゲームデータも使えなくなることがあるということでした。

そうなると益々今回の方法でリカバリした方が良さそうですね。

この記事を書いた人

けん
けん
熱しやすく冷めやすく、さらに完全に形から入るタイプ。
電気回路を勉強中のへっぽこ会社員。


好きなレトロゲーム

【FC】テニス、バルーンファイト、ドラゴンバスター、ボンバーマン
【SFC】スーパーマリオワールド、エキサイトステージ、ドラゴンクエストV、VI、ファイナルファンタジーVI
【GB】ラクロアンヒーローズ、モトクロスマニアクス、魔界塔士Sa・Ga

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