ゲームボーイカートリッジの電池交換方法(電池ホルダ使用編)

この記事はGame Boy Advent Calendar 2017 の13日目の記事になります。
前日の記事はGBカートリッジのバッテリー交換方法でした。

昨日のブログではテープ止めでの電池交換方法を記事にしました。

しかしこの方法では電池の固定がテープのみなので、途中で外れてしまったりといった不安があります。
そこで今回はSFCソフトのバッテリー交換を行った時と同じように、電池ホルダーを使った電池交換をやってみたいと思います。

電池交換に必要なもの

今回の電池交換では以下のものが必要になります。

1.特殊ドライバー
2.コイン電池CR1220
3.CR1220用コイン電池ホルダー
4.半田ごて
5.はんだ吸い取り線 or はんだ吸い取り器

1.の特殊ドライバーはGBのカートリッジを開けるのに必要なもので、ラインヘッドドライバーの3.8mmというものが適合します。


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2のコイン電池は100均でも売っています。
今回はホルダーを使う関係で元々付いていたCR1616より小さいCR1220を選んでいます。
どちらも公称電圧は3.0Vなので問題なく使えますが、サイズが小さくなる分電流容量が下がるため、電池の持ちはその分悪くなります。
それでもセーブデータの保持にはそれほど電流は使わないため、数年~10年くらいは持つと思われます。

3はCR1220をカートリッジ内に固定するためのホルダーです。

4の半田ごては元々ソフトに付いているタブ付き電池を外す時とコイン電池ホルダーを取り付けるときに使います。
おすすめは温度調節もできるFX600です。
電池端子を外す時には高温にできるこてが役立ちます。

って、いつの間にかクリアタイプが出てる!
これは熱い!(ダブルミーニング)

5はタブ付き電池を外すときに使用します。

いざホルダの取り付け

GBカートリッジの開け方は昨日の記事をご参照ください。

基板を取り出したら、電池に繋がっているタブが基板にはんだ付けされているので、そこのはんだを吸い取り線を使って除去します。
両方のはんだが除去出来たらタブごと電池を取り外します。

続いて電池ホルダをはんだ付けするわけですが、±の向きに注意してください。
今回の場合は左が+になりますので写真の向きで、両極ともはんだ付けします

はんだ付けが終わったら、電池をセットしましょう。
これも向きに注意してください。
+が上向きになります。

無理やり完成

あとはケースを閉めてかんせ・・・

もっこり

と思いきや、電池ホルダが厚くて若干ケースが浮いています。
ホルダ載せた時点で「これ閉まらなくね?」と思っていたのですが・・・
しかし閉まらなくはないので今回は強引に閉めてしまいました。

動作の方は特に問題ありませんでした。

というわけで、GBカートリッジの電池交換(ホルダ使用編)でした!
もう少し薄い電池ホルダがあれば教えてください!

そして2日続いた電池交換ネタですが、第3弾まであるかも!?
同じようなネタばかりですが、もう少しお付き合いください。

この記事を書いた人

けん
けん
熱しやすく冷めやすく、さらに完全に形から入るタイプ。
電気回路を勉強中のへっぽこ会社員。


好きなレトロゲーム

【FC】テニス、バルーンファイト、ドラゴンバスター、ボンバーマン
【SFC】スーパーマリオワールド、エキサイトステージ、ドラゴンクエストV、VI、ファイナルファンタジーVI
【GB】ラクロアンヒーローズ、モトクロスマニアクス、魔界塔士Sa・Ga

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