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チップチューンへの道!~第6回 Arduino Boyの制作~

time 2018/03/03

チップチューンへの道!~第6回 Arduino Boyの制作~

こんにちは、けんです。

前回までにゲームボーイの書込み機(Cart Flasher)と書込み用のFlashカートリッジを作ったので、いよいよArduino Boyの制作に入ります。
って、前回の投稿から1年近く間が空いている時点でシリーズ物の記事として終わってますね・・・
自分自身、Arduino Boyを作ってから時間が経ちすぎており、あまりよく覚えていない部分も多いです。

Arduino Boyの作り方

ここを見てください。以上!

trash80/Arduinoboy

Arduinoboy – Official ArduinoBoy Repository for serial MIDI communication to the Nintendo Gameboy.

ではあまりにも投げやりすぎるので、覚えている範囲で困ったことやオリジナルとの変化点について書いていきます。

はまった点

まず、回路図は上記リンク先にある手書きの絵がすべてです。

そしてMIDI信号の受けに入っている部品は東芝の6N138というフォトカプラですが、僕らの秋月には置いていません。
RSには他メーカーの安価なクロスリファレンス品もあるので、それを利用するのがよいかもしれません。

ちなみに私はAmazonで購入しました。
写真が適当すぎますが、ちゃんと東芝の白い6N138が届いて一安心です。

「いやいやaitendoにMIDI入力キット売ってるし」と思われたそこのあなた!
確かにaitendoにMIDIコネクタからフォトカプラまでセットになったキットが売っています。
MIDI入力キット

これを使えば簡単にArduino Boy作れるじゃん!
私もそう考えていたのですが、いくらやっても音が出ない。
それこそ数日悩みました。

そして出した結論は「基板が間違っている!」ということ。
私が作った基板がではなく、aitendoの基板がです。
MIDIコネクタの4pinと5pinの接続先が逆なのです。
幸いMIDIコネクタはシンメトリーな形なので、MIDIコネクタだけ裏面から実装すれば正しい接続にはなると思いますが、そんなのダサいのでお断りです。

この基板を見限って6N138を入手して自分で回路組んだらすんなりと動きました。
ちなみに私が購入したのは1年近く前なので基板が直っている可能性もありますが、リンク先の基板図は変わっていません・・・

まぁ元々「基板シルクや基板パターンを見ながら作成できる方にお勧め」って書いてありますからね。
これはまだ基板図が載っているだけありがたい方ですよ。
使用が全く不明な基板を買うのも面白くはありますが、それはまた別途記事にしたいと思います。

何と言っても、これが今回の一番のはまりポイントでした。

オリジナルから変えたところ

今回私が作ったArduino Boyがこちらです。

オリジナルではArduino UNOを使用していますが、コンパクトにするためにArduino Pro mini(5V)の互換品を使用しています。
電源は秋月のマイクロUSBコネクタキット経由で取れるようにしています。
ブレッドボード用マイクロBメスUSBコネクタDIP化キット: 組立キット 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
電源専用のキットもありますが、ポリスイッチが入っているのでこちらにしました。

そして肝心のゲームボーイとの接続ですが、取り外しできるようにコネクタ化したい、けどゲームボーイの通信端子は専用品なのでゲームボーイから取り外すしかない。
ということで別のコネクタに変換して接続することにしました。
それがコレ。

元は初代ゲームボーイの通信ケーブルをゲームボーイポケットの通信端子に変換するアダプターです。

これを適当なUSBケーブルに付け替えたところ、まるでそういう製品のような仕上がりになりました。
詳細なピンアサインはすでに覚えていませんが、とりあえず中の配線を晒しておくので察してください。

Arduino Boy側のコネクタはこんな感じで並べています。

右が電源用のマイクロUSB、左がゲームボーイとの通信用のUSBコネクタです。
ただし通信用のUSBコネクタ&ケーブルはあくまでも今回作ったArduino Boy専用なので、一般的なUSB機器に繋がないようにしてください。

音が出た!

ハードができたらArduinoにArduino Boyのスケッチを書き込んで完成です。
あとはArduino BoyにMIDIキーボードを接続し、ゲームボーイでmGBを起動してやれば、MIDIキーボードを弾くことでゲームボーイから音が出ます!
いやー、なかなか感動的ですよ。
なんたってゲームボーイ実機から音が出るわけですからね。

ちなみに今回は出先で友人にお披露目する必要があったので、Androidタブレットと組み合わせての使用も行いました。
電源はモバイルバッテリーから取って、MIDIキーボードの代わりにタブレットを使う感じです。
タブレットにUSB OTGケーブルを接続し、USB-MIDI変換ケーブルを使ってArduino Boyに接続しました。

USB-MIDI変換ケーブルは安すぎてめちゃくちゃ怪しいですが、私が買ったものは問題なく動作しました。

ただMIDI出力できるAndroidアプリがあまり無いようです。
よいアプリがあったら教えてください。

次はいよいよ

ようやくゲームボーイ実機から音が出せるようになりました。
次はゲームボーイでチップチューンと言ったら定番のアレに挑戦してみたいと思います。
まずは対応カートリッジを作成してみます。

この記事を書いた人

けん
けんTwitter:@suilab_ken
熱しやすく冷めやすく、さらに完全に形から入るタイプ。
電気回路を勉強中のへっぽこ会社員。


好きなレトロゲーム

【FC】テニス、バルーンファイト、ドラゴンバスター、ボンバーマン
【SFC】スーパーマリオワールド、エキサイトステージ、ドラゴンクエストV、VI、ファイナルファンタジーVI
【GB】ラクロアンヒーローズ、モトクロスマニアクス、魔界塔士Sa・Ga

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(夫)けん(妻)もちきん

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電子工作・レトロゲーム・DIYが趣味の夫婦。夫の趣味である電子工作の部品をヒントに妻はアクセサリー製作を開始しました。 [詳細]